中国大慶市に計画される集合住宅施設のランドスケープデザイン。


中国東北部の大慶市は高緯度地域のため日照確保が建築計画の重要な要件となっている。南面採光を確保するため東西に長い住棟が規則的に配置され、その東西に伸びる建築配置は外部空間にもそのまま反映されている。
数百メートルに及ぶ東西方向の細長な空間はグリーンベルトとなりダイナミックなスケール感を体現できる。そこに建築立面から展開される帯を混ぜ合わせ、幾つかのエレメントを挿入することによってヒューマンスケールでの様々な場の展開をこころみている。
1期計画では、低層棟・中層棟の一部に加えてクラブハウスや商業施設の建設が進められ、これにあわせて外周のグリーンベルト、住宅地区の玄関となる各ゲート、アクセス道路といった骨格づくりともに、各住棟周りのランドスケープが予定されている。





名称 :大慶都市左岸集合住宅ランドスケープ
所在地:中国大慶市
規模 :約164,100m2
ランドスケープ:
カネミツヒロシセッケイシツ+シーバス
建築 :中村誠宏 A-Asterisk
サイン:前田豊 氏デザイン
照明 :角舘政英 ぼんぼり光環境計画


大慶 都市左岸 集合住宅 ランドスケープ
khdo2004-1005